-算数ができる子は頭の中に数理色板が浮かぶ-

数理色板

数理色板とは?

図形の問題が得意になる「手」で解く数理色板

当セミナーは30年以上、いかにして子供たちに魅力のある授業、特に楽しい算数学習を実現すればよいかという問題と真剣に取り組み、まったく他に類を見ない『数理色板・積木』という素晴らしい道具と、その学習方法を編み出した故小林茂広理学博士のメソッドを広く教育の現場でご活躍の先生方に紹介し、その実践方法を身につけて頂くことを目的としています。

数感教育のポイントは、子どもに“決して教え込まない”こと

数理的認識に到達させる「数と図形の融合学習」は、観察力や分析力・思考力・想像力などの総合的な知能を高めるのに役立ちます。
数感教育のポイントは、子どもに“決して教え込まない”ことです。
有効なヒントを与えて、自分の力で解答させること、これが子どもの自信を高め、忍耐力を養う要因になるのです。
子供自身に観察させ、自分の頭で考える習慣をつけさせ、発見の喜びを経験させるのです。

考える力を育てます

算数の問題を解く上で最も重要なのが試行錯誤です。
色々なやりかたを試行錯誤できる図形パズルは、子どもたちに思考の方法を学ばせるのに最適です。

5種類の図形であらゆる形が作れます

「数理色板」は5種類の図形でできています。

  • 三角形
  • 台形
  • 正方形
  • 平行四辺形
  • 扇型

パーツの名前を覚えよう

三角形

台形

正方形

平行四辺形

扇型

基本の図形作り

○△□パズルによる数感教育基礎4片・8片利用の図形学習

小三角×1、中三角×2、小台形×1でできる図形

1.正方形
2.直角二等辺三角形
3.台形
4.長方形
5.平行四辺形
6.六角形

全部で6種10形の基本的幾何学図形ができます

A〜Jの10形の幾何学図形

基礎8片利用の児童のための図形学習

数理的認識に到達させる「数と図形の融合学習」は、観察力や分析力・思考力・想像力などの総合的な知能を高めるのに役立ちます。
数感教育のポイントは、子どもに“決して教え込まない”ことです。
有効なヒントを与えて、自分の力で解答させること、これが子どもの自信を高め、忍耐力を養う要因になるのです。
子供自身に観察させ、自分の頭で考える習慣をつけさせ、発見の喜びを経験させるのです。

蝶と正方形

4匹の蝶を8片の色板で作ります。
使用する板は小三角形2片、大三角形4片、台形2片の計8片です。

この8片で正方形を無駄なく作れます。幼児には8片を正方形に載せさせましょう。
8片の接する線で漢字「未」ができています。しかし、特に教える必要はありません。
学校で習っても気付かない子供には教えます。

既に知能が伸びている児童には「2片でなく4片で作る大きな蝶はできないかなあ」という知的刺激がよいでしょう。
たとえ出来なくても教えてはいけません。作るべき蝶の形は下図です。

使用する色板8片を二等分した、
①小三角形(面積1)×1
②大三角形(面積2)×2
③台形(面積3)×1
の4片で6種10形の基本的幾何学図形が作れます。
(三角形、正方形、長方形、平行四辺形、台形、六角形)

8片でこれら10形のうちの2形を同時に作れるので、それを組み合わせて大きな蝶や簡単な家が作れます。
「大きな蝶や家もできるよ」という知的刺激を与えることが、子どもの知能開発には是非必要です。