たけのこ会 所長のエッセイ

生きることは考えること…

君たちの考える力が君たちの生きる力になる!

考え込んでいる人の姿、思い悩んでいる人の姿は、どこか暗く人生の歩みを止めてしまっているかのようにも見えます。

考え込んでいる仲間の姿は、暗く沈んでいるように見えることでしょう。

でも、これからの人生を君が強く優しく生きたいきたいと願うなら、時には立ち止まり、君な君の人生を深く見つめ直し、考え抜かなければなりません。考えることは、とても人間らしい行為であり、そこからしか君の本当の強さも優しさも生まれてきません。

もの思う秋になりました。友達とのおしゃべりをちょっとだけ止めて、自分一人の時間を持つことも本当にいいものです。その静かな時間が君を育て、君の大きな生きる力にもなるのです。

今年の秋、君は何を考えそこから何を見つけるのでしょうか?

向上心こそ生きる力だ!

長かった夏休みも終わり、夏休みボケからまだ抜け出していない人もいるかもしれません。そんな人に力強い言葉をプレゼントします。

その言葉は「向上心」です。

この夏休みに部活を毎日続けてきた人を支えている心、それもまた向上心です。
少しでも野球がうまくなりたい。少しでも楽器がうまくなりたい。少しでも自分を高めるために努力を続けている人の姿は実に尊いものです。

毎日のように塾の夏期講習に通い続けた人の心も、もちろん同じように尊い心です。少しでも成績を上げたい。目標の学校に合格したい。自分の力をより高めようと努力を積み重ねていく姿は実に素晴らしいものです。

日々少しでも自分を高めようとする心、向上心を失わなければ、君は君の未来に全く不安を感じることはありません。

君の向上心をピカピカに光らせて今日も元気にいきましょう!

キレることは悲しい…

「キレる」とは感情の高ぶり(怒り)を理性で抑えきれなくなる状態のことで、1990年代の若者言葉から出来た言葉です。最近では「逆ギレ」(本来なら怒られるべき立場の人が、逆に怒り出してしまうこと)という言葉も普通に国語辞典に載っているようです。

親や教師に注意されると逆ギレする中高生の話をよく耳にします。友達同士の付き合いの中にもキレやすい人がいるのではないでしょうか。

「キレる」という言葉を聞くと、頭脳回路の一部がプツンと音を立てて切れてしまうイメージがありますが、本当にそうなのでしょうか?

「キレる」のは君の頭脳回路の一部ではなく、君の周りのすべての人をつないでいる「人と人をつなぐ糸」ではないでしょうか?

人は一人では生きていけません。多くの人たちの優しさ、温もりとつながって生きているのです。君を愛してくれる家族や友達、君が最上の人生と幸福を獲得するための社会、多くの心ある人たちとつながって、君は君の人生を懸命に生きているのです。

もし、そのつながっている糸を切ってしまったら、君は孤独の中で日々おびえながら生きていくしかありません。だから「キレる」ことは悲しいのです。

多くの人とのつながりを大切にして日々を過ごしてください。

でも、夏休みは「反省」から始まる!

「付和雷同(ふわらいどう)」という四字熟語の意味を知っていますか?

辞典には「自分にしっかりとした考えがなく、他人の言動にすぐ同調すること」とあります。

人間にとって一番怖いことは、自分を見失ってしまうことです。

その気持ちや考えは本当に君のものですか?もしかしたら君は自分の気持ちや考えとは違うことをしていませんか?

君自身をなくしたら、後には何も残らない。君のこれまでの成績は満足できるものでしたか?反省すべき点はやっぱりしっかり反省しよう。それが君の夏休みの始まりです。

自分を見つめることを忘れないでください。

さあ夏休み!君らしく行こう!

うっとうしくても君の人生にも梅雨の季節が必要だ!
六月の雨は恵みの雨

毎日、悩み事も心配事も何もなく真っ青な空のような気持ちだけで生きていけたらどんなにいいだろう。私もそう思います。

うっとうしい事もめんどうくさい事も何もない毎日であったら、どれだけ楽しいだろうと君はそう思いませんか?

でも例(たと)えば、長く辛い冬が終わり待ち望んでいた春がやって来た時のあの喜び、うっとうしい梅雨の時期が終わり夏の青空がやって来た時のあの喜びは、辛い冬とうっとうしい梅雨があったからこその喜びです。

今年も多くの受験生が合格の報告のため私を訪ねて来てくれました。その中には涙ぐんでいる塾生もいました。その喜びの涙は、志望校合格のために辛くうっとうしい日々を乗り越えて来た人だけの喜びの涙です。

古くさい言い方かもしれませんが、君の努力はけっして君を裏切りません。

六月のうっとうしい雨は、君の人生にとっても恵みの雨です。雨後(うご)の青空と光を浴びて君の心は大きく育っていきます!

心も五月晴れで行こう!!

空は晴れても、心はどんより暗い。五月は不思議な季節です。

清々(すがすが)しく晴れ渡る空を「五月晴れ」と言い、四月のヤル気に満ちた元気な心が一転し、何にもヤル気にならない落ち込んだ心の状態を「五月病」とも言います。同じ月なのに・・・

生きていくことは悩みの連続です。私も悩みのない時なんてこれまでの人生で一度もなかったように思います。悩みは誰にも何時(いつ)でもあります。大切なのは、悩みをどう抱えていくかです。悩みに自分の心が押し潰(つぶ)されるのではなく、悩みを前向きに積極的に受け止め、とにかく考え行動することです。

五月病の人は、五月晴れの空を見ようとはしません。自分の心の重さに負けて、積極的に考えることも行動することもできません。それなら・・・

とにかく外に出て大きく息を吸って この五月の空を見上げてみましょう!

五月晴れの空が君の心まで五月晴れにしてくれます。

悩むことはない。心も五月晴れで行こう!

素晴らしい出会いが君を待っている

進級・進学おめでとう。胸のときめく四月です。

新しい学校、新しいクラス、そして何よりそこには素晴らしい出会いが君を待っています。

もちろん、人はこれまでと環境が変われば不安を抱きます。でも、そんな不安以上に、君を待つ新しい人への大きな期待が君の胸をときめかせているはずです。

人生で一番楽しく意味深いことは、人と出会うことです。出会いがあり、人は育ち人は幸せになります。

出会いは、君の人生の大きな扉のようなものです。扉の前で臆病にならず、元気よく扉を開けば君のことを大歓迎してくれる多くの人がそこには待っています。

私の塾の扉を開いて今年もすでにたくさんの新しい人がやって来てくれました。そして、これからもきっと多くの新しい人が私の塾の扉を開いてくれるでしょう。

四月、すばらしい出会いが君を待っています。

人は優しくなるために強くなる

君はどんな困難にも負けない強い人間になりたいと思いませんか?
強い心でいつでも前向きに生き続けている人は尊敬に値する人です。

でも他人のことを考えず自分だけが勝てばそれでいいと考える人は、本当に強い人ではありません。
本当に強い人は他人の苦しみや痛みに共感でき、他人を排除するのではなく他人と共に生きていける人です。

私たちは生きていくために強い心を持たなければなりません。
そしてそれ以上に他人を思いやる優しい心を持たなければなりません。
強い心が自分の利益だけを追い求めるようになった時、強い心が結局は自分を不幸にしてしまいます。
優しくなるために強くなる。

君は君が幸せになるために強く優しくなってください。

三月はすべてに優しく
そして力強い月です。

二月の空は希望の空

冷たく辛い冬はまだまだ続く
春の兆しは少しも感じられない
そんな二月は我慢の月だ
この我慢の先にある確かな光と希望のために
大地に二本の足できりりと立ち
寒風の中を胸を張って明日を待とう
君たちに生きることへの熱い思いさえあれば
生きていくことはただそれだけでも輝いている
君たちが君たちの人生に大きな希望を抱くこと
そこからしか君たちの人生は何も始まらない
ともに泣き ともに笑い
生きていることの喜びを分かち合う
二月の空は希望の空だ

今年こそは!
と思うから人間!!

過去何十年、いったい何回「今年こそは、充実した最高の年にしてやろう」と私自身思い続けてきたことでしょうか?
実現したい目標を年頭に箇条書きにしても、達成された目標は涙が出るくらい少ない、それが現実です。生きていくことは、とても厳しく、困難に満ちています。
でも、人が「今年こそは」と思うことは、とてもとても大切なことだと思います。昨日よりは今日を、今日よりは明日をより良く充実したものにしようと願う、この気持ちは人間にとってかけがえのないものです。元号が変わる節目の今年こそは、新たな年希望の一年としてふさわしい年ではないでしょうか。
2019年、新しい年が始まりました。明けましておめでとう! そして何より君たちの希望の灯がこの一年赤々と輝き続けることを願います。