たけのこ会 所長のエッセイ

棚からぼた餅は落ちてこないぞ

2021年、新しい年が始まりました。

去年の自分の生活を振り返って、今年を最高の一年にしたいと誰もが強く願っていることでしょう。

「棚からぼた餅」ということわざを知っていますか?思いもよらない幸運をつかむことを例えた言葉です。
初詣に行った人は、「今年はいい事がありますように!」と手を合わせたことでしょう。
でも、君のいい事は、君が少しも努力することなくただ待っているだけでやって来るものですか?

運がいい、悪いは確かにあるでしょう。しかし、運だけに頼って生きることなんて絶対にできません。幸運と思われることも実は、隠れた努力や忍耐があってのものです。君が信じる言葉は「努力は決して人を裏切らない!」です。

未来ある君に「棚からぼた餅」は似合わない!!

人には冬しか学べないことがある!
学んで生きて、いつの日か君は君の夢をつかむ!!

師走、今年も長くて辛い季節がやってきました。でも、私の友人には四季のうちで冬が一番好きだという人がいます。

冬のキリリとした冷たさが、身も心も引き締めてくれるからだそうです。春夏秋冬、人生がいつも春のように穏やかであってくれたらと思う人はたくさんいるでしょう。一年が自分の好きな季節だけだったらとても快適かもしれません。

人が冬にしか学べないこと、それは耐えて待つことの大切さではないでしょうか?長く辛い冬があってこそ春がやって来ることの喜びが何倍にも大きくなるように、受験生の皆さん、もし君たちの受験勉強の日々が冬であったなら、冬が長く辛いものであればあるほど目標を達成する春の訪れは君たちにさらに大きな喜びを与えてくれるでしょう。

君の冬の先にあるものは君の春です。それだけは間違いない!

こんな大人になろう が、君の「生きる力」になる!

君には尊敬する人物がいますか?尊敬とまではいかなくても「こんな大人になってみたい」という人はいるのではないでしょうか?

父親のように強くて優しい男になりたい!いつも明るくて家族思いの母親のようになりたい!でもいいのです。とにかく「こんな大人になってみたい」と思うことができたら、その思いはこれからの君の人生を支える大きな力になります。

「そんな大人なんてどこにもいない」なんて思っていたら君の人生はとてもさみしい。よーく君の周りの大人たちを見つめてください。大人たちはちょっと疲れているかもしれないけど、でも本当にみんな一生懸命生きています。一生懸命生きている人の姿ほど尊くて価値あるものなんて他にはないのです。

君の周りにもそんな輝く大人たちはたくさんいます。「どこにもいない」なんて思っている君は、本当に君の周りをしっかりと見ていますか?

人は失敗に学び失敗に育つのだ

食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋、秋は何をするにしてもとても良い季節です。

スポーツでも、受験でも、日々努力を重ねても自分の思うような結果が得られないことはあります。というより、私を含めた大半の人は、願うような結果が得られない時があまりにも多いのではないでしょうか?

願うような結果が得られないことを「失敗」というなら、人の人生は失敗の連続のようなものかもしれません。でも、間違いなく言えることは、この失敗がなければ、おそらく人は自分の夢を何一つ実現することができないということです。

秋はすべてに対して意欲的に挑戦する季節です。失敗を恐れ、やらない言い訳を探すのではなく、チャレンジして失敗したら、その失敗に学び、大きな飛躍を成し遂げるための最高の時です。

秋は君の挑戦の季節だ!

「わからない!」「できない!」を大切にしよう!

テストが返されると一番先に点数に目がいくのは仕方ないかもしれません。 でもテストで本当に大切なものは、〇ではなく✓です。
つまり、君の学習はすべてこの✓から始まるのです。✓の問題だけを集めた「間違いノート」を作っている人もいます。

わからない!できない!ことは少しも恥ずかしいことではありません。 恥ずかしいのは、それを投げ出してわかろうとしないこと、できるようになろうとしないことです。これはとても恥ずかしいことです。

君に返されるテストは、いつでも君の学力の「診断書」です。
それ以上でもそれ以下でもありません。診断書は、君に破られるためにあるのではなく、君がこれから何をすべきかを教えてくれるものです。

もっともっと君は、君のわからない・できないを大切にしよう!

成功の反対は失敗ではありません
成功の反対は何もしないこと

人は必ず失敗します。そして、人である私も君たちも必ず失敗します。

人はいつも失敗しないように生きています。最初から失敗することを目的に行動する人はいません。

それでも人は必ず失敗します。

こんなこと最初からやらなければよかったと思うかもしれません。それでも、もし君たちが失敗したなと感じた時は、君たちがスタートラインに立った時です。

少し大げさに言えば、人は「生まれてきて良かった!」「生きてきて良かった!」と感じるために失敗するのかもしれません。それほど失敗は人を成長させ、幸せにしてくれる確かな未来への道のりなのです。

成功の反対は失敗で社ありません。成功の反対は何もしないことです。失敗を恐れず、元気に挑戦しましょう!

競争はいけない??

競争が「切磋琢磨」なら、競争はすばらしい!

人間は一人では生きていけません。

多くの人たちとともに互いに支え合いながら、社会の中で生きています。

「競争」という言葉を聞くと、すぐに逃げ出したくなる人はいませんか?

競争するのは誰かをやっつけるためではありません。自分の能力を高め向上するために、競争が必要なのです。競争を避け、楽な方向に逃げていつも誰かに何かをしてもらうことばかり考えていてはいけません。

誰かのために何かをできる人間になるためには「切磋琢磨」しなければなりません!

切磋琢磨(せっさたくま)とは、徳を修めるために努力に努力を重ねること。また、友人同士で励まし合い競い合って向上すること。

梅雨の季節…君の心の長雨にも傘が要る!

うっとうしい梅雨の季節。降り止まない雨に晴天がひたすら恋しくなって来ます。君の心は晴れていますか?毎日を元気いっぱい過ごしていますか?

もし、君の心がこの長雨のようにうっとうしく沈んでしまっていたなら、君は君の心にきれいな大きくて強い傘をさしましょう。

君の心の傘になるもの、それは大切な友達であり、そして、何よりも君の明日への「希望」です。生きることへの大きな「希望」こそ最も強く最も美しい君の傘になります。

空から降る雨は、どうすることもできないけれど、君の心に降る雨は、君の思い次第で青空に変えることもできます。

元気を出して、今日もドーンと全開でいきましょう!

君の未来は、君が創る!

未来を信じなければ、何も始まらない・・・。

日々暗いニュースが伝えられています。本当にこの先この国や世界はどうなってしまうのか不安になってきます。そんな時君たちの明るい笑い声や笑顔は救いになります。

今、君たちに私が言えることがあるとすれば、それはこの時代だけでなく、君たちのご両親の時代も、おじいさんおばあさんの時代にも困難なこと、悲しいこと、辛いことがいつも同じようにたくさんあったのだということです。人はどんな時代でも未来を信じて生きてきました。

未来を信じて、今日という日を精いっぱい生きていくこと。それが君たちのなすべきことです。

無気力な毎日から、君の未来はやってきません。君の未来は、どんな時代でもやっぱり君が創るしかない。私はそう思います。

雨ニモマケズ 風ニモマケズ

負けなければ必ず道は開かれる!

スポーツの試合でなくても、私たちは日々多くの事柄と闘っています。

そして、私たちは自分でもよくわからないうちに勝ったり負けたりしています。自分で自分の立てた目標を達成することは、他の誰かに勝ったのではなく自分との闘いに勝ったということです。その意味で私たちにとって、勝つことは常に望ましく素晴らしいことです。

しかし、常に勝ち続けられる人はとても少数です。ほとんどの人は勝つことより負けることの方がずっと多いはずです。

四月、進学や進級で新しい環境に直面している君たちへの私の励ましの言葉は、「勝て」ではなく「負けるな」です。諦めることが負けることです。諦めなければ負けることはありません。そして、負けなければ君の道は必ず開かれます。